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 結婚して長い年月が経過していますから、あまり家庭内での刺激というものは覚えることがなくなっていました。
たまにセックスをすることもありますが、これは夫婦の義務としてやっているという感じになっていました。
性的な欲望をかき立てられることもありませんでしたから、事務的なセックスになっていたかもしれません。
自分としてはもっと刺激的な欲望をそそられるような肉体関係を楽しみたい、このような気持ちは常に持っていました。
収入もそれなりにありますから、愛人という関係を作ってみたいという気持ちも持っていました。
通っていた高級クラブで仕事をしていた女性、彼女とは随分良い雰囲気になっていた事もあり、愛人という関係を楽しまないかと口説いていたのです。
すると都度払いならという事で、話が進んで行きました。
会うたびに支払いをする、10万円の支払いでたっぷりとセックスを楽しむという関係を作ることができて、当初は随分とワクワクした気持ちを味わっていました。
セックスだけの関係だから余計に気持ちも盛り上がりますし、若い女性との肉体関係ですから、やはり興奮度も半端なものではありません。
しかし、食事に連れて行って欲しいだとか、買い物に付き合って欲しいなどと言う要望を出すようになってきました。
できればセックスだけの関係を作っていたかったのですが、彼女の要求に応えて買い物や食事に連れていく日々が始まってしまったのです。
こうなってくると、セックスだけの関係ではありませんから、面倒な気持ちが強くなってしまいました。
自分としてはただ肉体関係だけで会いたいという気持ちがあったのだけど、それ以外のデートまで発生するようになってしまって面倒な関係だと思うようになってきました。
毎回、大金を支払うのもなんだなという気持ちも湧き上がっちゃって、しっくりこない気持ちになってしまったのです。
そんな頃に歯科医師会に出席して、この話を仲良くしている仲間にしてみたのです。
「そんな金支払うのもったいなくないか?」

「そうだよなぁ」
「もっといい関係があるんだよ」
「それはなに?」
「割り切りでセックスをすることで、安価で気持ちよくなることができるよ」
このように言われてしまったのです。